たかじのつらつら

反省はしない

映画の感想?_カラオケ行こ!(4)

***コレ(映画の感想?_カラオケ行こ!(3) - たかじのつらつら)の続きです。

 

聡実くんの話をさせてもらいたい。

映画の聡実くん(以降、齋藤聡実くんと呼ばせていただく)は、原作より中学生の確度がものすごく高い。

原作と同じなのは男前なところに違いないが、狂児の介入によって翻弄されてしまうことはあれど、至るところで普通の15歳の男の子なんだなーと分かる。また、聡実くんのモノローグが映画では聞こえない分、聡実くんの気持ちを図るには周りを見るしかなくて、それが映画では学校や家庭でのシーンになって厚く見せてくれるから、そうよねそうよねってなる。

大前提として、綾野狂児に対する齋藤聡実くんの距離感がたまらなく愛しいというのはあるが、そのうえで好きなシーンがいくつもある。

・映画を見る部で栗山くんに狂児の話しをするところ。自分の中でもやもやしていることを仲がいい子に聞いてもらいながら自分でも整理しようとしてる感。大人になればなるほど経験から何かしら自分で決めて、それを人に後押しして欲しいことが増えてしまいがちだと思うけど、急に自分の普通に生活に入り込んできた狂児を齋藤聡実くんが疎ましがらず、真面目に一生懸命考えていて(ここには好奇心も大いにあると思うけど)、私は胸がギュンって不整脈になってしまう。

・家ではちゃんとお行儀よくご飯を食べてる映像があった上での、狂児の前では肘ついてお皿の中身をカシカシするところ。齋藤聡実くんはしらっと狂児の受け答えしてるけど、相手に甘えてるのが一目瞭然で見てるこっちが取り乱す。肘聡実〜うるさいです、のやりとりって甘えたの雰囲気のスパイスやないですか。

・宇宙人に襲われたあと、ビル屋上で「考えたんやけど」って狂児に話し出すところ。ここの齋藤聡実くんの表情と声は本当に本当に・・∞・・本当に愛しさしかない純度10億%の輝き。あの眩しい笑顔で切り出されたら狂児も私もまいっちまうよ。15歳だからこその透明感のある眩しさ、間違いない、これは間違いない。あまりに屋上シーンが尊いのよ、まじで二人のあの雰囲気永遠に続いて欲しい…お願い、私の寿命を伸ばすと思って(重い)。

あと、和田が居なくなった後合唱部の女子の視線を浴びてから追いかけ出すとか、本当にただの中学生男子。愛しいとしか言いようがない。ほんとすごい。

このただの中学生が普通じゃないやーさんに対してもまっすぐ向き合うのが、聡実くん素晴らしさであり強さであり美しさであり、それを体現してるのが齋藤聡実くんだよね、脱帽です感謝です。

最後に。潤くんが舞台挨拶でファ。やりたいって言ってくれたようで(ツイッター情報)私それ待ち続けますので、待つのは慣れてますんで、はい、その際にはキャスト変更なく今のままで何卒よろしくお願いします(大声)!!!!